軽バン工事車両のメリット・デメリット!

家電量販店の下請けブログ

ども!

独立して家電量販店の下請け(協力業者)をワンマン(1人)工事でやっている生茶です。

こちらは皆様に家電量販店の下請けはどんな様子なのかをお伝えするブログです。

これから独立して家電量販店の業務委託で生計を立てて行きたいと思っている方に参考になれればうれしいです。

今回は『軽バン工事車両のメリット・デメリット!』をお伝えしたいと思います。

読めばきっと興味が出てくると思いますよ!

はじめに

前回では家電量販店の2次請けの協力業者として入ってから半年までを紹介しました。

今回は家電量販店で使用する工事車両(軽バン)の様子をお伝えしたいと思います。

例によって私の体験談なので「ふーん、そうなんだ」ぐらいで見てやって下さいませ。

・軽バンの工事車両のメリット5選!

維持費が安い

やはり維持費ですね!

人間、生きていく為にはお金が必要なのは車も一緒!

ガソリン代に自動車税、冬になったらスタッドレスタイヤも用意して、夏タイヤもすり減ったら交換してと、車の維持費はお金ばかりかかるのです。

なので、維持費の安い軽バンを工事車両にして、出来るだけ節約しましょう!

車体が小さく小回りが利く

結構、これは大きな武器なのです。

私が住んでいる地域は田舎なので山道も狭かったり、お客様宅に上がる道が軽自動車で一杯だったりすることもザラにあります。

また、マンションに工事に行く際も駐車するスペースが滅茶苦茶狭かったり、高さ制限があったりする事もあるので、小さい車が活躍しますね。

お客様から軽自動車で来てほしいと要望される事も良くあることです。

車両価格が安い

これも大きいですね。

特に独立したてだと他の工具や材料も揃えないといけないので、車にまでお金が回らなかったりするのではないでしょうか。

今、新車のハイエースは一番安いグレードで250万円ぐらい。

対して、新車のハイゼットカーゴだと115万円ぐらい。

倍以上の価格差がありますね。

黒ナンバーを取得しやすい

配達業務も視野に入れているなら黒ナンバーの取得も簡単な軽バンがお勧めですね。

私は申請から取得まで半日で出来ました。

保険の切り替えも含めると早ければ1~2日で黒ナンバーで配送業務ができるようになるでしょう。

因みに私は黄色ナンバーから黒ナンバーに変えたときに保険の等級も引き継げたので、保険料もそんなに上がらなかったです。

意外と大きな荷物も載る

意外と大きな荷物も載せられる事ができます。

他の人の車ですが、アクティにはドラム型洗濯機も載せる事ができましたし、長さのある物なら本格的な電子ピアノも載せる事ができました。

また、長尺物のスリムダクト等の2m物も上手に棚を作ると前の席まではみ出ますが真っすぐに積むことが出来ます。

ただ、荷室に棚を作ってたりすると積載量が減るので、大きな物は載せられないかもしれないですね。

・軽バンの工事車両のデメリット3選!

それでもやっぱり積載量が少ない

上で「意外と大きな荷物も載る」と書きましたが、やはり乗用車の作業車と比べると積載量は劣りますね。

そして、出来る工事種目が増えるにしたがって工具も増えていき、段々と荷室を圧迫し始めます。

私の車は助手席もつぶして荷物を載せているので、実質1人乗りです。

エアコンも最大3台までしか詰めません。

なので、一日にエアコンを5台も6台もつけるなら一度お店に戻って積み替えないといけませんね。

パワーが無い

普段はあまり気にはなりませんが「急な坂道をバックで上る」ってシュチュエーションが偶にあるんですね。

私はマニュアルの軽バンに乗っているんですが、この時にパワーが無いと感じる事があります。

そんで、半クラッチを多用するんですが、坂道を登り切った時にはクラッチから焦げた臭いがしてたので車にはあまり良くなさそうです。

以前乗ってた車ではこれが原因でクラッチが切れなくなってギアチェンジが出来なくなった事がありました。

長梯子が三連式梯子に限られる

軽バンでルーフキャリアに長尺物を載せようとすると、軽バンの全長に10分の1を加えた長さと法律で決まっています。

それで、今の軽バンの規格は3400㎜以下と決まっているので載せられる物は最長3740㎜(3400㎜×1.1₌3740㎜)までになりますね。

アンテナ工事をやろうとするとで大屋根の8mまで伸びる長梯子が必要になってきますが、そうなると今の梯子のラインナップでは3740㎜以下の三連梯子しかありません。

良くある2連梯子だと収納時が4mをこえてしまうからですね。

なので今後、普通車の作業車に乗り換えを考えているなば梯子も一緒に交換になってしまいます。

エアコン工事だけならば2階からの立ち下ろしだけなら6mほどあれば足りるので伸縮式の梯子でも足りるかもしれませんね。

※2022年5月13日に改正道路交通法令が施行されて制限が緩和されたみたいですね。

どうやら今は10分の2まで(20%)まで大丈夫だそうです。

これなら3400㎜×1.2₌4080㎜まで載せられますね。

まとめ

ツーマン(2人)やチームで組んで工事をやっているならハイエースやキャラバンが良いかもしれませんがね。

ただ、私のようにワンマン(1人)でやっている方には軽バンでも十分じゃないかなと思ったりもします。

実際、私のいる地方では1人だとエアコン工事を3台以上するのはかなり厳しいですね。

田舎なので移動時間がメッチャ長いのと、ほぼ一軒家での工事なので標準取り付け工事なんて殆どないのです。

まぁ、本音はハイエースが欲しいですが!

今回も読んでいただき、ありがとうございました!

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