家電量販店の下請けをワンマン(1人)工事でやっている生茶です。
こちらは皆様に家電量販店の下請けはどんな様子なのかをお伝えするブログです。
これから独立して家電量販店の業務委託で生計を立てて行きたいと思っている方に参考になれればうれしいです。
今回は『家電量販店の下請け工事の種類』をお伝えしたいと思います。
読めばきっと興味が出てくると思いますよ!
この記事で分かること
はじめに
冒頭でも書きましたが、私はワンマン(1人)で工事や配達を回っています。
なので、殆どが1人で出来る事を主にやっています。
ただ洗濯機の配達等、どうしても1人では出来ない内容があれば他に人を手配して手伝ってもらう事もたまにありますね。
家電量販店のワンマン工事8種類!
やはり家電量販店の大きな稼ぎは「エアコン工事」ですね。
エアコン工事の繁忙期は主に6月の中頃から8月のお盆ぐらいになります。
連日の猛暑の中、重い室外機を運んで朝早くから夜遅くまで工事する、1年で1番厳しい季節ですが、反対に1番稼げる季節でもあります。
私がいる量販店では早くて朝7時頃からスタートし、遅くは23時までやっていた事もあります。
また、エアコンの専用回路の増設も含まれるので、電気工事士の資格は必須になってきますね。
各家庭にある照明器具の新設、交換の工事ですね。
新たに配線の引き直しや直結式の照明の交換、引っ掛けシーリングの取り付け等があるので電気工事士の資格が必要になります。
ただ、はじめから引っ掛けシーリングがついており、単純な交換なら電気工事士の資格は必要ありません。
ウォシュレット交換からトイレの丸ごと交換までが工事範囲です。
水道管を触るので壁内で配管を折らないように細心の注意が必要です。
私も1度壁内で折れた事があり、大変な思いをしたことがあるので、本当に注意が必要です。
インターフォンの取り付け取り換え工事です。
こちらもたまに電気工事が必要になる事もあるので電気工事士の資格が必要になります。
テレビの地上デジタルのアンテナ・BSアンテナの取り付け工事とと不要なアンテナの撤去の工事になります。
屋根の上に上がっての高所作業になるので安全対策が必須になります。
また、雨の日は屋根上は絶対に登らないようにしましょう!
とにかく安全意識が高くないと大きな怪我に繋がる可能性がある工事です。
天気の良い日の屋根上は見晴らしが良くて気分も上がりますね!
ビルトイン食洗器の取り付けから卓上の食洗器の取り付けです。新規で取り付けの場合、分岐水栓の取り付けもあったりと水道関係も触ることになります。
こちらも水道関係を触ることになるので、水漏れや配管折れに細心の注意が必要です。
IHコンロから再びIHコンロの交換もあれば、前はガスコンロだった物をIHコンロに交換のパターンもあります。
また、配線工事から必要な事もあり、ここでも電気工事士の資格が必要です。
上記に上げた以外にも浄水器の取り付けや壁スイッチ交換、様々な工事があり、豊富な知識と技量が必要になってきます。
最初は出来ない工事も多いですが、少しづつ勉強して出来る用になっていきましょう。
また、分からない工事があったりすると先輩の職人さんに聞いたり、インターネットで調べたりして間違えが無いようにしないといけません。
以上が私一人で稼働している工事の種類になります。
黒ナンバー取得で配達業務も‼
黒ナンバーを取得すると工事以外にも配達業務も出来るようになり、さらに仕事を獲得できるようになります。
たとえばテレビや冷蔵庫の設置は軽自動車の黄色ナンバーでは配送業務はできないのですが、黒ナンバーを取得すればそれらが出来るようになります。
そうするとエアコン工事と同じ家にテレビや冷蔵庫の配達も出来るなり、その分報酬も多くもらえるようになります。また閑散期でもそういった仕事ができる事によって安定した収入を得る事もできるようになります。
まとめ
家電量販店での業務委託の工事は電気工事から水道工事、トイレ工事からアンテナ工事など多岐にわたります。その為、住宅設備の様々な部分を知っていなければならず、簡単には出来ません。また日々進化する家電製品も勉強しなくてはならず、大変苦労する部分も多いかと思います。ですが、お客様から喜びの声を聴くと頑張って良かったなとも思います。
また、ツーマンやチームで稼働しているところは、エコキュートや洗面台の取り付け等も工事内容に入ってきます。これは1人では運んだり持ち上げたりする事が出来ないのでツーマンやチームでの強みですね。
以上が家電量販店の業務委託の工事内容です。大変な面も多いですが頑張っていけば、その分報酬も多くなります。諦めずに頑張っていきましょう。
ありがとうございました。